kintone Café 福島 Vol.5に行ってきました【郡山】

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こんにちは、kikuです。

2018年6月15日にkintone Café 福島 Vol.5が福島県郡山市のco-ba koriyamaで行われましたので行ってきました。東北コピー販売株式会社の代表取締役社長 高橋剛氏による活用事例のお話が今回はメインな会でした。福島でkintoneを活用されている会社の話は中々聞けないので、とても参考になる時間でした。

活用事例のお話

詳細はkintone hive仙台の内容をまとめたlogmeに載っているということで、そのときに話さなかったことも盛り込んでお話をいただきました。

話の中で特に個人的に印象に残ったのは、「どこを中心に管理するのか?」という点を考えて進められたところです。やはりお客さまが中心にあるので「お客様管理」のアプリがあり、そこから「機器情報」「機種別TDV(顧客が使っているコピー機のボリューム」「PCA売上集計表」「見込管理表」「決定報告書」などといったアプリに広げていったようです。関連レコードやルックアップで各アプリをリンクするようにしているとのことで、どこからでも情報が繋がって見えているようでした。

また、各アプリへの入力は営業の人だったり管理の人だったりとアプリ毎に分けられているようですが、情報がつながっているため両方の人が入力をしないと仕事が回らないようになっており、チームワークがよくなっているとのことです。「チームワーク」もkintoneの活用によりよくなる部分でもありますね。

質疑応答の一部

色々な質問がされていましたが、その中の一部をご紹介します。

Q.導入は社長(高橋さん)がメインで実施?

A.その通り。はじめは社長のみに権限を与えて作っていたが、次第に社員にも作ってもらっている。または相談を貰って社長が作る。たまに、社員に勝手にアプリ設定を操作されてデータが消えてしまったりというのがあった(笑)。

Q.社内のアプリはカスタマイズを入れている?

A.標準機能で作っている。残りはプラグインを活用している。

Q.サイボウズオフィスのカスタムアプリを元々使っていたという話があったが、その部分をkintoneにしたのはなぜ?

A.データが紐付かないのと関連レコードが無いため。サイボウズオフィスは画面単独で動かす場合は使える。

Q.有料プラグインは何を利用している?

A.ReportoneとJOYZOのプラグインを3つ

Q.お勧めのプラグインを教えて!

A.ほとんどは無料のプラグインをネットで探して利用している。

  • 文字連結プラグイン(無料)
  • ガントチャートプラグイン(無料)
  • 自動採番プラグイン(無料)
  • 入力チェックプラグイン(無料)
  • Enterを押したら次にカーソルが移動するプラグイン(無料)
  • サブテーブルの歯抜けを足し算するプラグイン(無料)
  • PDFビューアープラグイン(無料)
  • GoogleMapを表示するプラグイン(無料)
  • 電話番号をリンクにするプラグイン(無料)
  • タブ表示プラグイン(kintone hive 仙台で配布されたもの)

Q.外出先ではどのようにkintoneを利用している?

A.営業が地図を見たり、スマホで日報入力をしたりしている。地図表示のプラグインは便利。

Q.導入当初の抵抗勢力とか、困った点・苦労された点は?

A.抵抗というよりは、追いついていないため入力率が当初は低かった。入力の負荷を減らすためにチェックボックスなどにしてみたりと工夫したが、それだと欲しい情報が入らず回らなくなるということもあった。データが溜まってくることで、営業が使えるという実感を持ってもらっている。

Q.入力されないこと(入力率が低いこと)に対してはどのような対応を取った?

A.評価に含めるようにすることで、強制的に入れさせるようにしたり、ということを行った。

Q.データのバックアップはどうしている?

A.悩みの種。Gusukuなどがあるけれど利用までは至っていない。ユーザに削除権限を与えないようにして、物理的に消されないようにしている。(論理削除用のフィールドを使っている)

最後に

データを消されないように論理削除にする方法はまだ使っていなかったので、今後使えるなと思いました。次回も出来る限り参加してみたいと思います!

また、全く関係無いですが、休憩時間にコーヒーをこぼして服についてしまいましたが、洗濯したらきれいに落ちてよかったです。