今年のサイボウズデイズはリアル開催のみとなっており、前年までのkintone hiveのようにオンラインで視聴する事が出来なかったので気になった方もいるのではないでしょうか?
※特設スタジオからの配信をやっていたようです。
備忘録も兼ねて忘れないうちにCybozuDays2023に参加してきたことを書いていきます。
12月末頃にcybozuからイベントレポートがあるらしいので、詳しくはそちらをチェック!
本当にビジネスイベント!?遊び心満載の会場
CybozuDays2023は11/8,11/9の2日間、千葉の幕張メッセで開催されました。
幕張メッセ自体は、ライブイベントなどで足を運んだことはあるのですが、今回はビジネスイベントということで、電車の中から緊張気味。。。
でしたが、いざ会場に入ってみると・・・
暗がりに光る照明。この感じ。良い。楽しそう!
そんな第一印象でした。
魔女に扮した方々に受付をして頂き、会場内へ
今回は、
1日目
・kintone hive
・kintone show+case
2日目
・青野さんの基調講演
を主に拝見することができました。
そして空き時間には関連サービスのブースを回らせて頂きました。
今回は以下にkintone hiveとkintone show caseの一言レビューを記載します
自分の会社でも役立つかも!他社の事例紹介 kintone hive
まずは、kintone hive をチェック。
kintone hiveはkintoneを利用している全国のユーザーさんが自社の改善事例を紹介するというもの。
6社6様の苦労話があり、それを乗り越えた皆様の話は本当に参考にしたいものでした。
なにより、ポジティブな姿勢と楽しそうに取り組む姿は、「是非うちでも!」と思うものでした。
一言レビュー!
1.有限会社光成工業 畠山氏
kinjoy!の掛け声が印象的。新しいkintone界隈の流行語が出現か!?
紙日報お別れの儀式や、社内イベントにkintoneを利用するなど、面白そうな取り組みを行っていました。
2.檜垣造船株式会社 吉井氏/喜多氏
アナログ⇒デジタルを実現
ハンコ文化、紙文化をkintoneでデジタル化!今ではリモートワークもできるように!
3.有限会社アートワークス 宗政氏
伴走支援でアプリを開発。職人さんも使ってくれるように!
特徴的なアプリの文言などに会場もほっこり。
4.株式会社ミエデン 山田氏
レガシーシステムから脱却。若手からkintoneの活用の事例も!
5.北九州市役所 井上氏
行政仕様の制限もあったが、自所で修正できる柔軟さとレスポンスが功を奏し要件変更も所内で修正!
コロナの多忙期を乗り越えることができました。
6.株式会社モリビ 植田氏
いらないものを無くして、無くせたコストで投資 コストは変わらずグレードアップ!
自社の改善が他社の改善につながった事例も!
レビューまとめ
最優秀賞はモリビさん!
改善の考え方はシンプルでなるほどと思いました。
何より自社の改善が他社の改善になったとの事で、まさにDXですね!
おめでとうございました!
技術の競い合い kintone show+case
皆さんすごすぎた。
以下タイトルはkintone show caseの紹介ページを基に記載させていただいております。
一言レビュー!
1、ヤマリュウ Kintone Coporation
個人的には一番初めの前回チャンピオンが凄まじく次元が違かった。。。
衛星にアクセス⇒画像解析
遠くない未来、このような分析をする時代も来るだろうとのこと。すげぇ。
2、田中美有 株式会社ジョイゾー
マスコットがkintoneにちりばめられ、アプリでは、自動で返信内容を考えてくれるというもの。
ポップで実用的!
3、kintone芸人 株式会社コムデック
多重階層テーブルを実現。さらに、ユーザーでも多重階層テーブルのメンテナンスもできるような工夫もあり。
これは実用的。現場で発生しそうな事案でした。
4、TEAM K.F.C 株式会社サティライズ/株式会社Be Magical Solutions/ アントベアクリエイツ合同会社
今回のチャンピオン!
あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ
ファミコン風の画面で、ファミコンのコントローラーで操作ができて、kintoneの操作に応じて、ファミコン風画面の方でもバトルが・・・なにをいっているかわからねぇと思うが。。。
さすがチャンピオンだぜ。
5. Crena 株式会社Crena
デモデータの自動生成。
作る側のあるあるに寄り添う事案でした。
6. ながたなかしま 株式会社現場サポート
kitnoneのJSエディターの上位互換。
開発側にはとても良さそう!
7. Elias Bezanis Kintone Coporation
アプリ相関図が簡単に生成できる。
これ、見たい!という事があるけど、労力的にあとまわしにするやつですね。。。
素晴らしい。
レビューまとめ
ほぼすべてにchatGPTが利用されており、今年のトレンドはAI、chatGPTだと実感しました。
社内のヘルプデスクになってくれたり、
返信内容を事前に考えてくれたり、
既にこのような機能のプラグインが提供されていたりします。
時代の黎明期という感じ。とてもおもしろいです。
なにより、皆さんが楽しんでポジティブに取り組まれていると感じてこれぞkintoneだと思いました。
こんなにあるの!?kintoneの関連サービス
300以上、今回のCybozuDays2023の出店数は100以上
自社にフィットするサービスと出会えるかもしれません!
イベントは終了しましたが、HP上から今回の出展社を引き続きチェックできるようですのでページのリンクを下に貼っておきます。
https://days.cybozu.co.jp/exhibition/
cybozuの今とこれから 青野さん基調講演
ONE PLATFORM
ECO SYSTEM
COMPANYWIDE
TECHNOLOGY
AI
GLOBAL
について各担当者を交えながらのお話でした。
ワンプラットフォーム
扱える業務の幅や、情報の幅を広げようとしている。
エコシステム
関連企業のサービスの広がり
カンパニーワイド
全社導入向けのプラン考え中
アプリ数等の調整が可能に
テクノロジー
外部システムのkintoneアプリ化
⇒外部システムにkintoneの側をかぶせるイメージ
AI
社内のヘルプデスク
AIを育てる時代が来るかも
現時点は、AIに投げたものを人間が修正するという形がクオリティも上がってよい。
グローバル
スペイン語対応
講演まとめ
今年のトレンドはAI。これで間違いなさそう。
今後は、kintoneの大規模ユーザー向けの改善や、他連携の面などおもろそうな発表が多々ありました。
一番気になったのは、他のデータベースにkitnoneの側をかぶせるというもの。
使えるようになると、kintoneの導入がさらに進みそうですね。
まとめ
CybozuDaysは、いろいろな立場の方に行ってみて頂きたいと思うイベントでした。
既にkintoneをご利用中のユーザー様は、活用のヒントを見つける為に。
利用はしていないけどkitnoneに興味あるなぁという方は、kintoneの懐の深さを知る為に。
kintoneの広める方は、知らないサービスと出会う為に。
なにより、あの楽しい空間と雰囲気がkintoneの世界を表しているようにも思いますので、
一度足を運んでみてはいかがでしょうか。