弊社では、kintone(キントーン)の日付に対する様々な操作を簡単に実現できるプラグインを提供しています。このプラグインを用いることで、次のお悩みを解決することが可能です。
- 「書式を変えて表現したい(和暦、年、月、年月、年度など)」
- 「日付に対して加算・減算をしたい」
- 「日付から曜日や営業日・休業日を算出したい」
本ページでは、日付変換プラグインのインストールから変換設定の方法までをご説明します。
※kintone日付変換プラグインの詳細はこちらをご確認ください。
プラグインのインストール
プラグインファイルのダウンロード
まず、プラグインファイルをダウンロードします。日付変換プラグインのダウンロードはこちらからお問い合わせください。
プラグインのインストール
以下のページの「ファイルから読み込んでインストールする」の説明を参考に、プラグインをインストールしてください。
※この操作はkintoneのシステム管理者で行う必要があります。
https://jp.cybozu.help/ja/k/admin/plugin.html
プラグインをアプリに追加
以下ページを参考に、アプリにプラグインを追加してください。
https://jp.cybozu.help/ja/k/user/plugin.html
プラグインの設定
変換設定
アプリにプラグインを追加後は、プラグインの一覧に「日付変換プラグイン」が表示されます。本プラグインの設定ボタン(歯車)をクリックします。

プラグインの設定画面が表示されます。「アクティベーション設定」「全般設定」「日付変換設定」「日付変換設定2」「休業日・出勤日設定」に入力をします。

アクティベーション
“アクティベーションキー”には、無償版でご利用の場合は何も入力をしないでください。有償版をご利用の場合は、弊社からご連絡したキーを入力します。
全般設定
“年度の開始月”には、年度の開始年を指定します。ここで指定した年月は、日付変換時に「年度」を表示する際に使用されます。
日付変換設定
日付の変換情報を指定します。「①の日付に対して加算減算した日付(②③④)を、⑤の書式で、⑥のフィールド反映する」という設定を行います。
①変換元フィールド:日付変換する際の元とするフィールドを選択します。日付フィールドが表示されます。
②増減数:変換元フィールドに対して日付の増減をさせる場合、ここに数値を入力します。5日前としたい場合、-5を入力します。
③増減の単位:日、ヶ月、年から選択します。
④月末・月初:月末または月初日付を表示させたい場合、ここを選択します。
⑤フォーマット:変換後の日付の書式を選択します。
⑥変換先フィールド:変換した日付を反映させるフィールドを選択します。
⑦変換先情報の行追加:+をクリックすることで変換先の入力欄が行追加されます。削除する場合はーをクリックします。
⑧変換元フィールドの追加:変換元フィールドを追加する場合、+をクリックします。削除する場合はーをクリックします。例えば、アプリ内で「日付1」フィールドを元に変換した値は「文字列1」フィールドに、「日付2」フィールド元に変換した値は「文字列2」フィールドに設定したいような場合、⑧の+ボタンを押して変換設定枠を追加します。
無償版でご利用の場合、1つ目の変換設定のみ有効となります。2つ目以降の変換設定を入力しても有効化されませんのでご注意ください。
日付変換設定2
有償版でご利用の場合のみ有効となります。「日付情報変換」とほぼ同じですが、基準フィールドに日付フィールド以外を指定可能、増減数にアプリ内のフィールドを指定可能です。
①変換元フィールド:日付変換する際の変換元とするフィールドを選択します。日付、ドロップダウン、ラジオボタン、数値、文字列(1行)フィールドを指定可能です。
②変換元フィールドの書式:①がどのような形式の日付なのかを指定します。※①の日付が②の形式になっていない場合、日付変換処理自体行われません。
③増減数:基準フィールドに対して日付の増減をさせる場合、ここで増減数が設定されている数値フィールドを指定します。※数値フィールドの値が未入力の場合は0として変換します。
④増減の単位:日、ヶ月、年から選択します。
⑤月末・月初:月末または月初日付を表示させたい場合、ここを選択します。
⑥フォーマット:変換後の日付の書式を選択します。
⑦変換先フィールド:変換した日付を反映させるフィールドを選択します。
⑧変換先情報の行追加:+をクリックすることで変換先の入力欄が行追加されます。削除する場合はーをクリックします。
⑨変換元フィールドの追加:変換元フィールドを追加する場合、+をクリックします。削除する場合はーをクリックします。
休業日・出勤日設定
土日の扱い:土曜または日曜を休業日とする場合、ここを選択します。
祝祭日の扱い:祝祭日を休業日とする場合、ここを選択します。
会社独自の休業日:会社独自の休業日をここで選択します。テキストボックスをクリックすとカレンダーが表示されますので、休業日としたい日を選択します。
会社独自の出金日:土日は基本休みだけれどこの日だけは営業日にする、というような場合にここで設定します。
参考:kintone日付フィールド選択時に表示されるカレンダーへの休日・祝日の色づけ表示
保存
変換設定後に画面の下までスクロールし、「保存」ボタンをクリックします。
アプリの更新
保存後は以下の画面が表示されますので、「アプリの設定に戻る」または「アプリ設定」のリンクをクリックします。
画面右上の「アプリの更新」ボタンをクリックします。
以上でプラグインの設定は完了です。
画面を表示すると、変換先フィールドに設定したフィールドは入力できないようになります。基準フィールドの日付が変わると、変換先フィールドに変換後の日付が反映されます。
よくある質問
Q.プラグインの設定を変更したが、画面で反映されない。
A.アプリの更新を行っていない可能性があります。プラグインの変換設定を変更した場合は必ずアプリの更新まで行ってください。
Q.変換元フィールドを複数設定したい。
A.有償版をご利用いただく必要があります。日付変換設定を使用した変換の場合は上記の⑧を、日付変換設定2を使用した変換の場合は上記の⑨で説明があるとおりに+ボタンをクリックする事で、変換設定枠が追加されます。