はじめに、
kintoneはcybozu社が提供している、使う人に合った業務アプリを簡単に作成できるクラウドサービスです。kintoneには認定資格があり、そのなかの一つがアソシエイトというわけですね。
- kintoneをすでに利用しているけど、資格をとるほどでは、、、
- これからkintoneを使う予定だけど、、、
といった方もいるのではないでしょうか。
ここでは、kintone認定アソシエイトについてや取得するメリットをお伝えしようと思います。
kintone認定試験について
kintone認定試験とは
kintoneについて、現在の技術、スキルの証明をしてもらえるものです。
認定試験に関して、kintoneの試験概要ページでは概要が以下のように記載されています。
kintoneに関する基礎知識と各分野の専門技術をもとに、
kintoneを活用した業務の効率化や改善、チームワーク向上のスキルを証明します。
https://cybozu.co.jp/kintone-certification/level/より
認定試験の種類
kintone認定試験には4段階6種類の資格があります。
- アソシエイト
- アプリデザインスペシャリスト
- カスタマイズスペシャリスト
- カイゼンマネジメントエキスパート
- システムデザインエキスパート
- ビジネスソリューションアーキテクト
アソシエイトはkintone資格のスタートライン
認定試験の種類に記載した6種類の資格ですが、
このスタートとなる資格がアソシエイトです。
アプリデザインスペシャリスト、カスタマイズスペシャリストの受験資格として、”アソシエイト資格に合格していること”という条件がついています。
なので
- アソシエイト ⇒ アプリデザインスペシャリスト ⇒ カイゼンマネジメントエキスパート
- アソシエイト ⇒ カスタマイズスペシャリスト ⇒ システムデザインエキスパート
上記のように取得を進めることになります。
そして頂点に君臨するのがビジネスソリューションアーキテクトです。
取得するメリット・デメリット
メリット
- 基礎的な知識が得られる
- スキルの証明となる
- 認定マークが提供される
知識が得られるのはもちろんとして、業務としてお客様と関わる際に、対外的にスキルがわかる認定マークは重宝するのではないでしょうか。
学習の中で、新たな発見や、こんなこともできそう!と思ったりするのもメリットかもしれませんね。
デメリット
- 学習時間の確保による業務、プライベートの圧迫
- 受験料は安くはない 16500円(税込み)…2022/04/19時点
特にないのだが・・・強いて挙げると。といったところでしょうか。。。
どちらもデメリットというには弱い気がしますが。。。
受験するには
kintone認定資格ページから予約が可能です。
kintone certified https://cybozu.co.jp/kintone-certification/level/
受験はテストセンターと自宅、職場のオンラインから選ぶことができます。
テストセンター
最寄りのテストセンターを選び、時間を指定して予約ができます。
会場には人数制限がある為、予約が埋まっていることがあるので、早めの予約をおすすめします。
自宅・職場のオンライン
自宅や職場から受験することができます。
リモート受験の為、予約時間は幅広く、希望日が埋まってしまって希望した日に受験ができないということはないでしょう。
受験する環境の決まりがあるので、静かで、不要なものがない部屋を用意できる環境であることや、受験するためのPCの事前システムチェックがあります。
環境面で問題がなければ、利用しない手はないと思います。
(知人はお風呂場で受験したとか。。。)
受験にあたって
対策テキスト
kintone認定試験対策テキスト という書籍が販売されています。
kintoneの試用環境の立ち上げから、基本的な操作、アプリの作成等が章に分かれて書かれています。章末に練習問題も収録されている為、試験勉強はもちろん、kintone導入のバイブルとして利用するとよいでしょう。
特典付き!kintone認定アソシエイト試験対策テキスト【第3版】
youtubeチャンネル
kintone認定試験対策テキストに準じた内容の動画が計50本用意されています。
動画の最後に練習問題があるので、利用するとよいでしょう。
まとめ
アソシエイトはkintoneの資格の入り口に位置する資格です。アソシエイトを皮切りにデザインスペシャリスト、カスタマイズスペシャリスト、と取り進めて行く道筋があります。
アソシエイト単体でいえば、開発経験が浅い人は、これから取り組んでいく内容を覚えることになるので、今後の業務にスムーズに取り掛かるために勉強、受験することをお勧めします。
すでに開発に携わっているという人も、「細かいところを知ることができた」「ここまで知らなかった」との声も聞きますので、導入、機能の深堀という意味で勉強、取得は大変メリットがあるものだと思います。
学習、資格取得を通して、業務改善に取り組んでいきましょう。