こんにちは、kikuです。弊社では福島県内(福島市、本宮市、郡山市、須賀川市、白河市などの中通り地方および浜通り地方、会津地方)を中心に、全国でシステム開発やITを活用した業務改善のサポートに力を入れています。
さて、2017年のCybozu Daysで発表があったkintone認定資格(kintone CIRTIFIED)。受けようと思っていて時間を取れなかったのと存在自体をすっかり忘れていたのですが、ようやく先日時間をとって受講してきました。
kintone認定資格(kintone CIRTIFIED)とは
kintone認定資格(kintone CIRTIFIED)とは、試験のサイトには次のようにあります。
kintoneに関する基礎知識と各分野の専門技術をもとに、kintoneを活用した業務の効率化や改善、チームワーク向上のスキルを証明します。
今まではkintoneの資格が無かったのですが、資格が出来たことでスキル証明の参考になると想定されます。
認定資格は、全部で6種類。専門分野やスキルレベルによって分かれていて、まずはアソシエイトから取得していきます。種類は次の通りです。
Associate
アソシエイト。kintoneの基本的な知識とkintoneを活用した業務改善スキルがあることを証明しますApp Design Specialist
アプリデザインスペシャリスト。kintoneの特性を理解し、実践的な業務改善スキルがあることを証明します。Customization Specialist
カスタマイズスペシャリスト。kintone カスタマイズ開発の基本的な知識とスキルがあることを証明します。App Design Expert
アプリデザインエキスパート。kintoneの機能を活用し継続的かつ効果的な業務改善を実現できるスキルと実績を証明します。※2018年後半リリース予定Customization Expert
カスタマイズエキスパート。kintone カスタマイズ開発において、効率的かつ安全な開発のスキルと実績があることを証明します。※2018年後半リリース予定Bussiness Solution Architect
ビジネスソリューションアーキテクト。kintoneでの業務システム構築において、周辺システムも含めた全体最適のスキルと実績があることを証明します。※2018年後半リリース予定
私のkintone認定アソシエイト試験結果
無事合格しました。アソシエイト試験は基礎的な問題の出題が多く、まんべんなく問題が出題されていたという印象でした。
kintone認定試験対策
私が受けた時点では資格自体が出来たばかりであったため、試験対策のテキストもそろっていませんし、想定問題集もありませんでした。なのでぶっつけ本番だったのですが、合格したのは次の点を行っていたからだと思います。
試験日を決める
まずは試験日を決めましょう。全国各地、色々なところで随時受けることが出来ますので、お近くの試験会場で試験を行っている日を確認し、まずは登録をしてしまいます。試験会場によっては毎週行っているところもありますが、地方などでは特定の日にしかやっていないようなところもあります。自分の予定を確認しつつ、日にちを決めます。
私の場合は福島県郡山市のビュープラザ郡山で受講してきました。毎週土曜にやっているものと勘違いしていると、直前に申込をしようとしたらその日はやっていなかった、ということが発生しますので、先々の試験日も含めて確認しておくとよいです。
kintoneに触る・作る
まずはこれです。間違いなく、触ってないと受からないです。私の場合は仕事柄、ある程度満遍なく機能を使ってアプリを作っていたので、試験問題に答える際に大いに役立ちました。
kintoneのヘルプを見て試す
kintoneで良く使用する機能は頭に入って覚えていますが、あまり使わない機能というのは触りもしないため覚えていません。試験対策としては、kintoneのヘルプを一通り見て、実際にその機能を使って試してみるのをお勧めします。ヘルプを見るとわかるのですが、結構たくさんあります。今は使わないけど後で使うことがあるかも、という機能が私の場合は結構あったため、一度使ってみることを行いました。
また、kintoneはヘルプを読まなくてもある程度作れてしまうため、ヘルプを読むのは困ったときだけ、というのが通常の使い方かと思います。ただし、試験対策となるとどこから出題されるのかわからないため、一度全部読んでみるぐらいを行ってみると、こんな機能もあったのかという発見につながります。アソシエイトの出題範囲は以下の通りのため、まずは出題範囲の中の機能について、ヘルプを見てみるのが良いかと思います。
- アプリ
- アプリの作成 / レコードの操作 / JavaScriptカスタマイズを除くアプリの設定 / コメント、履歴など、アプリの各種機能
- スペース
- スペース・ゲストスペースの作成と設定、各種機能
- 管理者設定
- cybozu.com共通管理 / kintoneシステム管理
- その他
- kintoneの各種機能と概要 / kintoneの契約内容(スタンダード/ライト各コースの内容) / モバイル利用
- 応用問題
- kintoneの活用方法 / ケーススタディ
まとめ
kintone認定資格を持っているからといって何か良いことは今のところありませんが、自分のkintone理解度チェックに受けてみるのは良いかと思います。特に、試験受講後にここが分からなかった・曖昧だった、という部分が自覚できるため、あまり使わない機能を使って更に理解を深めてみようというきっかけになります。また、中小企業の業務改善のツールとしてkintoneを利用している場合、基本を押さえることで応用も利くようになりますので、一度受けて分からなかった点を復習するというだけでもキントーンのスキルアップに繋がるかと思います。
アプリデザインスペシャリスト・カスタマイズスペシャリストについては、再受験無料キャンペーンを実施中です。キャンペーン期間中に受験して不合格になった場合、2回目を無料で受験できるようなので、今のうちに受けてみるのもいいかもしれませんね。
キャンペーン期間:2018年2月15日(木)〜 2018年6月30日(土)