みなさんは、kintoneの新機能や、検討中の機能をお試しで使えることをご存じですか?実は、追加費用や申込なしで、試用可能です。
今回は、検討中の機能(β機能)の中でも話題の、「2つめ以降のポータルを作成できる機能(複数のポータルを作成する機能)」をご紹介します。
新機能や、検討中の機能の使い方
kintone画面右上の、歯車マークより、kintoneシステム管理→その他→アップデートオプションから設定が可能です。

アップデートチャネルの選択の他、3つの機能について設定が可能です。
新機能の無効化
新機能とは、月例チャネルアップデートで正式実装された機能のことで、期日はありますが、一時的に機能を無効化することが可能です。
新機能の共有が社内でまだできていない場合などに有効な設定です。
リリース予定の新機能の先行利用
リリースが決定しているが、公開前。という機能について、先行でお試しが可能です。
検討中の新機能/APIラボ
リリースは決定していない機能ではあるが、お試しができる機能です。
注意点として、突如、実装の見合わせなどで、機能自体がなくなったり、実装時に仕様が変わる可能性があるかもしれないため、注意が必要です。

「2つめ以降のポータルを作成できる機能」とは?
kintoneでは、現行の仕様では、ポータルは1つしか設定できません。多くの方はスペースなどを活用して、部署ごとにスペースを設定したりしていると思います。
今回ご紹介する機能は、そんなポータルを複数持つことが可能になります。
「2つめ以降のポータルを作成できる機能」の使い方
上記の、「機能を有効にする」を設定したうえで、ポータル画面より設定をします。
右上の「・・・」→ポータルの管理で、2つ目以降のポータルの設定画面に遷移します。

実際に作成してみた。

ポータルには、テキストやアプリ、スペースへのリンクのほか、レコード一覧や、グラフも配置できる。
そのため、新着レコードや、売り上げ推移など、欲しい情報をポータルに配置することが可能だ。



kintoneのアプリ作成の経験があれば、簡単に作成することができると思います。
初期の通常ポータルは、左上で切り替えができるので、前のポータルが見れない。といった問題も発生しません。
最初に表示するポータルの設定は?
では、せっかく作成したポータルを、初期設定として表示させましょう。
先ほどの、ポータル管理画面→表示設定より、「最初に表示するポータル」を選択し、設定が可能です。

現段階では、組織ごとに設定が可能です。今後、個人や、役職で変えたり、ユーザー側で設定することができれば、より使いやすくなるかもしれません。

まとめ
kintoneのアップデートは常に行われています。今後も、最新機能や、テスト機能を積極的に確認し、皆様に情報発信したいと思います。
エーアイティ研究所では、基本機能、プラグインはもちろんのこと、カスタマイズのご相談もお待ちしております。kintone化を諦めていた業務などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。





