日付変換プラグインの便利機能

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弊社で提供しているkintoneプラグインの便利な使い方や、意外な活用方法について、不定期でお届けいたします。

今回は「日付変換プラグイン」について、さらに詳しくご紹介いたします!

プラグインについての詳細はこちらをご覧ください。

kintoneでの日付の処理

皆さんはkintoneでの日付の処理やリマインドを、どのように対応していますか?

DATE_FORMAT関数を使って、秒単位で計算している方も多いのではないでしょうか?

しかしその場合、閏年の2月29日を跨いでしまうと、どうしても1日ずれる…なんてことありますよね。

DATE_FORMAT関数では閏年の2月29日を跨ぐと、ずれが生じることも。

この、閏年問題は、IF関数を使ったり、年月日でフィールドを分けてみたり…工夫次第で解決できることもあります。

しかし、kintoneのリマインド機能では、日付、日時、作成日時、更新日時フィールドしか使えないので不便!といった問題も発生します。

また、せっかくのノーコードツールなのに、なんだか関数をたくさん使ってしまい、管理や引継ぎに支障がでそうですよね…

そんな日付に関する問題を解決したい!という要望にお応えして、弊社にて作成したのが「日付変換プラグイン」です。

日付変換プラグインの主な機能

概要はこちらに記載しております。ここでは、私が使ってみて「便利だな!」と思う、特徴的な機能について詳細を以下でご紹介します。

日付フィールドを基に、別の日付フィールドに変換が可能!

これにより、1か月後にリマインドをする。などといった正確なリマインド通知の設定が可能に。

“日付の30日後”のようなリマインド設定で、31日や2月などは考慮せず、おおよその1か月後にリマインドをしている。といった問題が解決できます。

すべて日付フィールドへ変換。これで柔軟性のあるリマインド設定もできます!

日付フィールド以外のフィールドも利用が可能!

日付フィールドへの変換だけでは、任意の日数後、翌々月の10日のような変換は実現できません。

そこで、数値フィールドを増減値として設定することができるようにしております。対応しているフィールドの種類は下記をご確認ください。

無償版有償版
日付変換可能なフィールド数 1つフィールドのみ 複数フィールド可能
日付選択時に表示されるカレンダーへの休業日の色づけ表示なしあり
休業日を他アプリから取得可能か できないできる
日付の増減値をアプリ内のフィールドの値を元に設定可能か できないできる
日付の増減値に指定できるフィールドの種類 なし数値
文字列(1行)
ドロップダウン
ラジオボタン
日付変換元に指定できるフィールドの種類 日付
日時
日付
日時
ドロップダウンリスト
ラジオボタン
文字列(1行)
数値
日付変換先に指定できるフィールドの種類 日付
日時
ドロップダウンリスト(※)
数値
文字列(1行)
文字列(複数行)
リッチテキスト
同左
途中で文字列(1行)フィールドを経由していますが、最終的には日付フィールドに出力できるため、リマインドでも使えます。

会社カレンダーの反映が可能、営業日の確認も思いのまま!

当プラグインでは、休業日、出勤日の設定が可能です。これにより、勤怠管理などでの休日出勤の判定などに応用が可能です。

また、予定などを作成する際にも、日付選択画面で休業日がわかりやすく表示されるので、会社カレンダーを確認する必要なく、日付の設定が可能になります。

上記で設定した休業日、出勤日に合わせてカレンダーの色も変わります。

まとめ

お客様からご要望の多い機能を実現するために作成したプラグイン。本来の目的を超えた活用方法を改めてご紹介いたしました。実際にこのプラグインをご利用いただいている方も是非お試しください。

また、無償の試用版も提供していますので、是非一度お試しいただければと思います。

引き続き、弊社プラグインの機能についてご紹介いたしますので、次回も是非ご覧ください!